内臓脂肪を減らしたい人が機能性表示食品を摂取するときのコツ

内臓脂肪が増えて困っているときには機能性表示食品で対策をしたいと考える人もいるでしょう。内臓脂肪が蓄積してしまうと肥満になり、他の生活習慣病のリスクが高まるのが大きな懸念点です。機能性表示食品の摂取は内臓脂肪を減らすのに有効なのでしょうか。

この記事では内臓脂肪対策として機能性表示食品を摂取するときのコツを紹介します。

機能性表示食品で内臓脂肪を減らせるのか

機能性表示食品を摂取することによって内臓脂肪を減らせるのかどうかを、まず大前提として考えてみましょう。機能性表示食品とは機能性関与成分が含まれていて、人の健康に対して何らかの効果があることが科学的に示されている食品です。

その科学的根拠と食品に表示する内容を消費者庁に届出を提出し、機能性表示食品として受理されると販売されるようになります。そのため、機能性表示食品の表示内容を見て、内臓脂肪が減ることを示すものが見つかればきっと内臓脂肪を減らせると考えられます。

ただし、機能性表示食品の表示内容は誰にでも確実に効果があることを示しているわけではありません。機能性表示食品に表示されている内容の科学的根拠は、100人が摂取したら100人の内臓脂肪が減ったというものだとは限らないからです。

機能性関与成分が含まれていない食品と、含まれている食品を食べた人たちのグループで比較したら、機能性関与成分が含まれている食品を食べた人たちの方が内臓脂肪が減りやすかったというだけで科学的根拠になります。

100人中60人の内臓脂肪が減った場合でも機能性表示食品として認められることもあるのです。また、機能性表示食品を摂取するだけでなく、毎日ウォーキングをするなどの条件を付けて臨床試験をしている可能性もあります。

すると、臨床試験と同じような条件でウォーキングをしなかったら内臓脂肪がほとんど減らないどころか、増え続けてしまうリスクもあるでしょう。臨床試験では食生活がコントロールされていることもあります。普段の食生活が乱れていて暴飲暴食をしているときに、さらに機能性表示食品を食べてもあまり効果は期待できないでしょう。

それでも内臓脂肪が減ることを示すような科学的根拠があれば話は別ですが、ただ摂取するだけで急激に内臓脂肪が減るような食品の開発は困難なのが現状です。このような状況を踏まえて、上手に機能性表示食品を食生活に取り入れるのが大切です。

内臓脂肪を減らせることを示している機能性表示食品は存在するので、うまく摂取して内臓脂肪を減らせるようにしていきましょう。

『機能性表示食品は受理までの期間が短い?要件や修正など詳細を解説!』

機能性表示食品の摂取量の目安を守ろう

機能性表示食品はむやみやたらにたくさん食べれば表示されているような効果があるというわけではありません。あくまで身体にとって必要な成分を摂取できるようにするのが機能性表示食品を使うメリットです。過剰に機能性関与成分を摂取したからといって良い効果があるとは限りません。

メーカーが確認しているのは目安の摂取量を守り、継続して機能性表示食品を摂取したときに内臓脂肪対策になるということであって、合計摂取量を増やすと内臓脂肪が減りやすくなると示されていることはないでしょう。そのため、適量を守って機能性表示食品の摂取を続けていくという意識が大切です。

トータルカロリーを減らす必要があるか考えよう

機能性表示食品によって内臓脂肪対策をしたいときにはトータルカロリーを意識しましょう。体重を減らしたいときにはトータルカロリーを減らす必要があります。食べ物や飲み物から摂取するカロリーを減らし、運動によって消費するカロリーを増やすことで収支をマイナスにしなければなりません。

ただ、内臓脂肪を減らすだけならトータルカロリーを減らす必要がない場合もあります。おなかが空いた状態にならないと人はあまり脂肪をエネルギーとして消費しないので、確かに摂取カロリーを減らすのは効果が上がりやすい方法です。

しかし、痩せていて内臓脂肪が多い人の場合には、むやみにトータルカロリーを減らすとさらに痩せてしまって体調を崩すリスクがあります。トータルカロリーを減らさなくても、食事の前や起床後に運動をすれば内臓脂肪を減らしやすくなります。

このような運動習慣を作り、機能性表示食品を補助的に使用していくときっと内臓脂肪対策ができるでしょう。

野菜を食生活に取り入れよう

機能性表示食品を食生活に取り入れるときには、野菜も合わせて食べるようにするのが大切です。内臓脂肪をいかに運動を通して減らしたとしても、新たに内臓脂肪がついてしまっては意味がありません。脂質の少ない魚や肉を選んで食事をするのも重要ですが、野菜を食生活に取り入れるのも効果的です。

野菜は食物繊維が豊富なので満腹感を得やすく、食べ過ぎの防止になります。脂質をある程度は吸着する性質があるため、脂肪の過剰摂取になるリスクを下げられるのもメリットです。機能性表示食品と合わせて食生活に野菜を取り入れていけば、内臓脂肪対策を進めやすくなります。

もともと野菜をほとんど食べていなかったという人は、少しずつでも良いので食べる習慣を作りましょう。

メーカーサイトを見てみよう

内臓脂肪対策をするために機能性表示食品の摂取をしようと考えたときには、メーカーサイトを見てみるのも良い方法です。機能性表示食品に表示されている効果がどのようなときに発揮されるのかを詳しく説明していることが多いからです。

メーカーでは推奨される摂取方法を説明していたり、科学的根拠を示したりしている傾向があります。消費者に正しい情報を提供することで、表示されている効果を実感してもらいたいと考えているからです。科学的根拠が示されている文献を抜粋して、機能性表示食品を食べる以外に何をしていたかが詳しく説明されていることもあります。

その真似をすればきっと内臓脂肪を減らせる可能性が高くなるでしょう。メーカーサイトに記載されていない場合には、コールセンターに問い合わせをして説明してもらうのも良い方法です。

『機能性表示食品が増加している理由とは』

機能性表示食品を上手に摂取して内臓脂肪を減らそう

機能性表示食品で内臓脂肪対策をすることはできますが、ただむやみやたらに機能性表示食品を摂取すれば良いというわけではありません。摂取量を守り、食生活の見直しをして内臓脂肪を減らせるようにしましょう。科学的根拠としてどのようなものがあるのかがわかると具体的に何をすべきかを考えられるので、メーカーサイトを見てみるのも良い方法です。